21世紀を生き抜くための”6つの感性”とは? – ダニエル・ピンク

「ハイ・コンセプト」ってどんな本?

フルの題名はかなり長い。↓↓↓↓

『ハイコンセプト~「新しいこと」を考え出す人の時代』
富を約束する「6つの感性」の磨き方 というタイトルだ。

著者はアメリカの作家であるダニエル・ピンク氏。
フリーエージェントの働き方についてのことを2002年に書かれていたり、いつも時代を捉えた本を書いている人の印象がありました。

今回、デザイン思考を学ぶ上で「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」という本が入門としては素晴らしくいいということで、この本を10ページほど読みすすめているうちにダニエル・ピンク氏の「ハイコンセプト」が出てきたのでした。私も浪人生時代に読んだ本ですね・・・

著書の中で、ダニエル・ピンクは「21世紀は知的労働者の時代である」と説きました。
そして、今までの左脳的な時代は終わり、右脳的な世界になると予測していたのです。

やはり世の中の動きはものすごく早くなるし、国は国民を支えれない時代になる…というのは予想されていたのでしょう。アメリカでは失業率を改善するは深刻な問題ですし「働き方」は日本よりも先にいっていると考えても良いかもしれません。

本書でダニエル・ピンクは「6つの感性が重要」と解いたのです。これが面白いんです。
それは何かというと、

①共感、②デザイン、③物語、
④遊び心、⑤全体の調和、⑥意義(生きがい)です。

論理より、共感。機能性より、デザイン。議論より、物語。

真面目さより、遊び。個別より、全体の調和。物より、意義(生きがい)

ね、なんだか現代っぽい(笑)ダニエル・ピンク氏はこれを2006年に解いたわけで、今となっては結構昔です。ちょうどその頃の日本はホリエモン事件(wiki:ライブドア事件)が2004年後半に勃発して、「ITすげえなー、でも叩かれるんだなー」みたいな時代でしたね。というわけで、だいぶ遅れをとりながらも「21世紀は知的労働者の時代である」を実感してまいりました。

 

こちらを私なりに解釈してみました。

議論ではなく「共感」

以前は”説得”が重要になってきました。けれどもいまはSNSもしかり「共感」が非常に重要なファクターになってきています。安いものはそれなり…という思考が消費者のベースにあり、”共感ベース”の売買が行われています。それから誰から買うか?ということにウェイトが置かれてきています。八百屋さんにも謎に名前が書いてあって「大切に育てました」なんて書かれてるとついつい良いものだと思ってしまいますよね。

 

機能性ではなく「デザイン」

商品やサービスにおいて、機能的な満足は当たり前です。
だからこそ「同じ機能ならば、より好きなデザインが欲しい」と消費者は考え始めます。これは当たり前ですよね、”インスタ映え”というのもその流れの一つです。「どうせ味の違いは少しだし、従来のものには飽きちゃった。だから見た目が可愛いものがいい」という考えのもと、たくさんのカラフルな食べ物が生まれましたよね。

 

議論よりも「物語」

情報やデータの溢れている今、ストーリーがないものは共感を呼び起こさず、心を打ちません。全てのブランドにはストーリーがありますが、今まではそれはあまり外に出てはいませんでした。しかしこれからの時代はストーリーは必須の条件なのです。ナイキの創始者の話だとか、スティーブジョブスだとかビルゲイツだとか・・・海外の社長さんって結構外に出てますよね?これもまたインフルエンサーなのでは?
人は「マニアが選ぶもの」を欲しがっています。口コミしかり、できるだけプロフェッショナルがお勧めするものを欲しがっているのが現代なのです。

 

個別よりも「全体の調和」

今までは一人勝ちでも、すごいな、カッコイイなと言われる時代でした。けれどもグーグルやアマゾンが叩かれ始めている今、まさに「全体の調和」が経済でも重要視されている気がします。欧米のビジネススクールでは前から「サイロ式を回避する」など縦社会ではなく横のコラボレーションが重要視される流れになってきています。これもまさに全体の調和が評価されてきている現れだと思います。

 

物よりも意義(生きがい)

例えば商品だったら、昔より「環境に優しい」が一般的になっている感じがしませんか?あとはいろんなものが本質主義になっていっている気がします。だってグーグルで検索すれば図書館に行かずとも「良し悪し」がわかってしまうんです。農業もそうですよね。本質的なもの、量より質の時代になっている気がします。

 

まじめさよりも「遊び心」

多くの人が他者の状況も知るようになった今
「他人の芝生は青くない」という状況になるのではないでしょうか?
そうなったら今の状況をクリエイティブ(創造的)に楽しんだほうがいいですよね。あとはデジタルに対する愛着についても例が挙げられます。
各企業や市町村がキャラクターを作り始めてますよね。なんだかアプリとかwebとか使っているとそうなんですが、キャラクターがいると愛着がわくもんなのです。これすっごく実感してます。クロネコヤマトなんかの猫は昔から可愛いですよね。^^

 

・・・・と、語りだすと長いのですが、
ダニエルピンクが語る「超資本主義社会は」もう真っ只中なのだなぁと思ったのでした。

本を読むの、やっぱ大事ですね。
そしてダニエル・ピンクすごい。

最新の本は2016年に出た
「人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!」 (講談社+α文庫)です。
今度の翻訳は大前研一先生ではなく、神田昌典先生…なんとも大物ぞろいなこと。(笑)

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