すごいぞコリアンダー!(生の葉っぱはパクチーと呼ばれる)
・もともとセリ科の植物の種なのでレモンとセージを合わせたような爽やかな香りがするコリアンダーシードはスッキリとした風味を持つスパイスです。
・インドタイプのカレーには絶対と言っていいほど使われるスパイス。”スパイスのつなげ役”とも言えるスパイスでスパイス同士の間を取り持つかのような役割がある。「味が微妙だな」と思ったらとりあえず入れてみる。「調味のスパイス」と言われる。とろみを出したい時にも使われます。
・ホール、パウダー共に幅広く利用されるコリアンダーシードですが、単独で主役になるようなスパイスではありません。カレーを例にとれば、突出した存在感のクミンと他のスパイス、食材を上手くつなげてくれる調整役のような存在です。
・コリアンダーの効能としては、デトックスの促進、消化機能を助け、ホルモンバランスを整えてくれるのを助けてくれます。また他のスパイスと同様抗酸化・抗炎症作用もあり、マグネシウム・鉄といったミネラルの摂取源としても有効です。
[ コリアンダーのすごい効果 ] トップ3
・デトックス効果(パクチーも効果的です。)
・消化の促進
・リラックス効果
コリアンダーは消化器に効く!
消化促進、駆風作用で腸内を調えお腹のガスを取り除いてくれます。食べ過ぎた時の胃もたれなどには、コリアンダーを煮だしたお茶がお薦めです。体内に溜まった毒素を排出してくれるデトックス効果があるので、積極的にとりたいスパイスの1つです。
その他、鎮静、抗菌作用もあると言われています。 こんなに多くの効能があるコリアンダーですが、食べ過ぎるとまれに下痢をしたり、頭痛を誘発することがある場合もあります。そのため食べ過ぎには十分注意をしてください。体の声を聞くようにしてくださいね。
コリアンダーの効能一覧
・消化促進
・血液浄化作用
・発汗作用
・利尿作用
・興奮・刺激作用
・駆風作用(腸にたまったガスを排出する作用)
・アレルギー、花粉症

むくみを予防するコリアンダーのデトックスティーがすごい
コリアンダーには通常の食品の何倍ものカリウムが含まれています。体液を薄める効能が高いので 貧血症状の方もご注意ください。1日1杯を限度に最初は少量から試すべきなのだそう。

アーユルヴェーダでは「体を落ち着ける」役割
アーユルヴェーダでは、コリアンダーは苦味と辛味があり、3つ全ての体質を整える(ヴァータ、ピッタ、カパを減らす)作用があるとされています。スパイスでありながら、身体を冷やす作用があるとされます。スパイスを摂り過ぎるとバランスを崩しやすい、火の質・体内に熱がこもりやすい(ピッタ体質)の人にも安心して摂ることができるスパイスです。