Cards Against Humanity(カード・アゲインスト・ヒューマニティー)
日本に訳すとしたら人権侵害カード
“最低最悪なカードゲーム”と呼ばれるもの。
ずっと前からあるのかなと思っていたらそうではなくて
実はこれ2011年にKickstarterで作られたゲームなのだそう。
シカゴの8人の若者が考案したもので、15,570ドルの資金を集め作ったこのゲーム(最初からすごいが) $12,000,000を稼いだらしい
ゲームのやり方
めちゃくちゃシンプルです。簡単に入れば「ゲスすぎる大喜利」
プレイヤーは10枚の白いカードを引きます。
それをベースにしながら、質問が書かれた黒いカードを1枚づつ引き、マッチする、白いカードを組み合わせるというもの。このゲームに勝ちはなく、ただ時間を楽しむのみ!
質問と答えを合わせるだけのシンプルなゲームだけど
ポイントはその質問や答えの選択肢がなかなか独特であるということ。
大体の用語が下ネタだったり、政治ネタだったり極端な言葉だったりするんですね。
まさにブラックジョーク。
例えば・・・
【黒いカード】…問い
・もし神が我々に__を楽しませたくなければ、彼は我々に__を与えなかっただろう。
・__。これで私は死ぬのだ。
・何がオバマをくつろがせるのに役立つの?
【白いカード】…大喜利のネタ
・日本人の老人
・セクシー枕投げ
・55歳のブリトニー・スピアーズ
・バイアグラ
・スナックを全部食べてしまう友達
などなど。かなり意味不明で、だからこそ新しい。
飲み会とかでめっちゃ盛り上がるので、
知的な遊びが好きな(?)クレイジーヤングピーポーはよく遊んでいた。
そうでなければキングスカップなどのゲームひたすら飲むのがアメリカの遊び方。笑 ^^;
このチョイスで本性が見えるところも面白いところなのだそう。
作ったのは8人の若者・・・
だから夢がある。
なんとこれを作っているのが20歳半ばのシカゴの若者8名なのである。
実に夢のある話。
このブラックボックスは拡張を続け、いろんなものがリリースされて今や2500枚ほど拡張できるw
ユダヤ教のお祭りに合わせて「スペシャルエディション」を作ったり、と常に新しいものをリリースしている。このハヌカに合わせたおかしな遊びも面白い。このリンクから観れる。

うまい!!
でもみんな仕事を続けたままこれを作っているらしい。
なんだかこういうところが現代っぽいと思う。
これってすごく可能性あるよね!
と思ったので取り上げてみたのでした ^^