フランス

フランスの大統領選と立候補者13人の紹介の紙

今週末、4/10はフランスの大統領選の投票日なのだそうな。フランスでは2回の投票があり、その上で決まる。

フランスの大統領選の直接投票について

フランスではしっかりと立候補者の資料が送られてくることが興味深いところ。

今回の立候補者が13名、投票用紙と資料がどさっと送られてくる。A4見開き4Pで「自分が何を解決したい!と課題感を感じているかとかの公約など」をここに書いていて、選びやすくなっている。

「いいねぇ、それ、わかりやすいな」 って言ったら
「え、逆に日本人はどうやって、議員を選ぶの?」って聞かれて

日本はそもそも総理大臣は国民は選ばない。
議員といっても・・・なんかランダムに情報がくる気がする。
とにかく曖昧なイメージしかない。

直接選挙に国民が慣れていくってのって面白いなって思った。
そもそもの捉え方が違うんだなと。

フランス大統領選挙に関する他の情報

フランス大統領選挙は5年に一度行われ、今はマクロン大統領。
2022年のフランス大統領選挙は、4月10日と24日に実施
任期は5年で、再出馬は1回だけ可能

ちなみにマクロン大統領は史上最年少の39歳で大統領になった。すごい。

パリ第10大学で哲学を専攻し、パリ政治学院や国立行政学院を卒業。投資銀行で金融の知識を身につけた後、若くしてオランド大統領の側近となり、2014年には経済・産業・デジタル大臣に就任。「マクロン法」の名で知られる経済改革法案を成立させるなどの実績をもって、2016年に政治グループ「前進!」を立ち上げ、大統領選に打って出た。

https://forbesjapan.com/articles/detail/21796

マクロン大統領に純粋に興味が湧く。

フランス大統領選挙に立候補する条件

・フランス国籍を持つ
・満18歳以上
・500人以上の署名を国会議員や地方議員などから集められる者
・国民の直接投票で決まる

日本との比較

一方日本はどうかというと

総理大臣になるには主に以下の3つの過程を経る必要がある。

①国会議員として選ばれる
②政党の中で総理大臣候補に選ばれる
③内閣総理大臣指名選挙で選ばれる

日本はフランスと違い、国民の直接投票ではなく③の段階で衆議院、参議院ともに過半数以上が投票し、内閣総理大臣が決まります。日本は任期は4年、ただし選ばれれば何度でも総理大臣であり続けることができます。

選挙の形、政治の話

やっぱりフランスは面白い、違う文化だから面白いと感じるんだろうな。